足跡(その2)〜イタリア編.1993〜

足跡その1では、卒業旅行で行ったチュニジア編でしたが、この旅行ではチュニジアの地中海をはさんだ対岸にあるイタリアにも訪れることができた。
これが私の最初のヨーロッパとなった。
当初はスペインのイベリア航空でチュニジアに入ることを検討していたが、確か記憶によるとうまく乗り継ぎができなかったと思う。その他の航空機をいろいろ検討したが、結局、アリタリアとなった。こうして、チュニジアを訪れた後にローマも見て回ることになったのだった。
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ローマでは、チュニジアで目にしなかった時期的に卒業旅行などで訪れている若者を中心に老若男女を問わず日本人旅行客が多かった。数日ぶりに日本語をきくことができた。
ローマは街中が美術館のようだった。アメリカやアジアの国々の首都のように高層ビルが立ち並ぶ都市とは趣が違い、歴史を重ねてきたということがよくわかる。(もしかすると、日本も東京に遷都されなければ、京都が首都になっていたとすると同じような感覚を持ったかもしれない)

〔ローマ初日〕
最初に向かったのは、バチカン市国にある、キリスト教の聖地、サンピエトロ広場そして、大聖堂であった。この大聖堂は1600年代から120年かけて建造されミケランジェロやラファエロ、ベルルーニなどが手がけたものである。いわずと知れたカトリックの総本山である。

寺院正面から見て右奥手にクーポラに上る入り口がある。クーポラからローマ市内を一望してみようと思った。
歩いて上るコースとエレベータで上るコースと2つあったが、エレベータで上ってみることにした。降りてくるエレベータを待っていた間に浅黒い肌の女の子が立っていた。若いのできっとイケメン(当時はこんな言葉はなかったのであるが(笑)。)の彼氏と観光しているのだろうと思っていたのだが、話してみるとメキシコから一人旅でヨーロッパを回っているとのことだった。(名前はガブリエラさんです。)

エレベータで途中までいき、その後は少し階段を上らなければならなかった。でも上りきった後にみるローマの市内は美しかった。これが歴史ある"永遠の都"の姿か・・・。
この後はガブリエラさんとは、お互い一人だからということで、いっしょにコロッセオまで行こうということになった。
コロッセオ。円筒形の競技場である。紀元前80年頃の建造物が21世紀になってもその部分的な姿を見せてくれる。古代の人々の建築能力には頭が下がる。高さ50m、長径188m、短径156m、収容人員7万3000人(これだけのキャパの競技場は今の日本でも横浜国際競技場くらいでしょうか。)

先ほどの写真のガブリエラさんとは、その後、いっしょにコロッセオ付近の店でピザを食べて別れた。
〔2日目〕
映画で有名なスペイン広場。映画音痴の私でも、ローマの休日はもう何度も見ている。オードリーヘップバーンふんする王女とグレゴリーペックふんする新聞記者の恋の物語の舞台となった場所である。映画は白黒であったが、そうかこんな色の風景だったのか。確かに雰囲気のいい場所であった。(午前中に訪れたので階段部分が影になっています。そのように記憶しています。)

スペイン広場の名前の由来は17世紀に教皇付きのスペイン大使館があったことによるそうです。
真実の口です。こちらもローマの休日でグレゴリーペックが手をこの口に食われるというジョークで王女をビックリさせた披露した場所として有名ですが、お約束どおり手を入れてきました。(真実の口はサンタ・マリア・イン・コスメディン教会にあります。実際は古代ローマの井戸の蓋であったということです。)

トレビの泉。私はいろいろなところに旅してみたいほうであり、リピーターになることはないと思っていた。ここでは、有名な話であるが、コインを投げ入れると再訪することができる・・・。再訪する気はなかったが、お約束ということでコインを投げ入れておいた。


9年半後・・・。なんと新婚旅行で訪れることとなった。
私はどちらかというとギリシャにいきたかったのだか、嫁さんは青の洞窟が見たいという理由で私にとっては2度目のイタリア旅行になったのだった。トレビの泉の話は本当らしい。ビックリだった。
ちなみにこのときもコインを2人で投げ入れている。3度目の訪問は果たしてあるのだろうか(笑)。
〔3日目〕
この日は思い切ってナポリに向かうことにした。ローマから列車に揺られること2時間半。外国の都市間を結ぶ列車に初めて乗った。
ただ地中海が見たかった。その他の目的は何もなかった。(なのでこのときのナポリにはあまり印象がありません。)

地球の歩き方に記録していたのだが、夕方16:13発の列車でナポリを立ち、19時近くにローマに着いていた。
イタリア最後の晩は、切り売りのピッツァを食べた。
違いの分かる人であれば、たいしたことないと思うかもしれないが、私としては今まで食べたものよりも数段おいしく感じた。(新婚旅行でもこの切り売りのピザを食べましたが、嫁さんもおいしいといっていました。)
すいません。もうほとんどのことが忘却のカナタですので、このくらいにしておきます。
そして、この旅行を終えた時点では、もう当分海外にでかけることは
ないと考えていましたが・・・。
さあ、アブハチとらずは次にどこを訪れたのでしょうか?
※足跡その3以降も不定期に記事にさせていただきたいと思います。